Longevity Advocate
私たちにインスピレーションをくれた人たち

人類の長寿を形づくる人たちの声から学ぶ

ただのインタビューではありません。ほとんどの人が、自宅や研究室、大学に私たちを招き入れてくれました—Harvard、Stanford、Oxford、Cambridge、NUS、そのほかにも。1年にわたる旅の中で撮影した165の対話、100人を超える専門家たちとの記録です。

Peter Diamandis
Peter DiamandisXPRIZE&Abundance360創設者 — ロサンゼルスで歩きながらのインタビュー

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30人を、じっくりと

どんな人なのか、どう出会ったのか、そしてそれぞれが語ったひとこと

ひとりひとりに、Live Beyond Hubの詳しいページがあります—対話の全体、映像、そして今取り組んでいること。

Peter Diamandis

Peter Diamandis

XPRIZE&Abundance360創設者 — ロサンゼルスで歩きながらのインタビュー

Peter H. Diamandisは、エンジニアであり、医師であり、起業家であり、未来学者です—そして、現代でもっとも影響力のある楽観主義者のひとり。XPRIZE Foundationの創設者兼会長で、その賞金制度はこれまでに数十億ドル規模の研究開発(R&D)を生み出してきました。Singularity Universityの共同創設者でもあります。

長寿にたどり着いたきっかけは、宇宙でした。若いころに宇宙関連の組織を立ち上げ、民間宇宙飛行の導火線に火をつける役割を果たしました—そして、自分が夢見る未来を見るには「あと50年が必要だ」と気づいたのです。そこで「何よりもまず」長寿に取り組むことにし、Human Longevity、Fountain Life、Lifeforce、そしてベンチャーファンドのBOLD Capitalを共同で立ち上げました。

「今日よりもワクワクする日はただひとつ、明日です —— そして僕は、たくさんの明日を見ることができる。」Peter Diamandis

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George Church

George Church

Harvard 遺伝学教授

George Churchは、ゲノム時代の中心に深く関わってきた遺伝学者・分子工学者で、しばしば「遺伝学の父」と呼ばれています。Harvard Medical SchoolとMITの教授であり、HarvardのWyss Instituteの中核教員でもあります—そして2017年、Time誌はChurchを世界でもっとも影響力のある100人のひとりに選びました。

現代生物学の道具箱をつくったひとりでもあります。直接ゲノム配列決定の初期の設計者であり、CRISPRゲノム編集の共同開発者であり、Personal Genome Projectの創設者です—このプロジェクトでは、自ら「患者ゼロ」に名乗り出ました。その歩みのなかで、遺伝子治療、若返り、合成生物学、DNAデータストレージにまたがる数十ものバイオテック企業を共同で立ち上げています。

「政治や市場の力については何とも言えませんが、技術的にはそれに応えられるはずだ、とは言えます。」George Church

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Liz Parrish

Liz Parrish

BioViva CEO · シアトル

Elizabeth "Liz" Parrishは、BioViva Sciencesの創設者兼CEOです。同社は、遺伝子治療によって人間の健康な寿命を延ばすことを目指すバイオテクノロジー企業。母であり、人道主義者でもあるLizがこの分野に来たのは、永遠に生きるためではありません。息子が深刻な病気と診断され、もっと良くするための道具はすでに存在していると気づいたからです。

2015年、Lizは「患者ゼロ」として知られるようになりました。老化そのものを標的とした実験的な遺伝子治療を受けた、最初の人です。選んだ遺伝子はふたつ。テロメラーゼ逆転写酵素とフォリスタチンです。2020年にはさらに踏み込み、クロトーとPGC-1αを加えました。現在BioVivaは、これらをひとつの、より精密な送達プラットフォームに統合することに取り組んでいます。

「こうして世界中で会ってきたんだから、私たち、もう家族みたいなものね」Liz Parrish

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Brian Kennedy

Brian Kennedy

NUS Singapore 教授

Prof. Brian K. Kennedyは、世界屈指の老化生物学者のひとりです。National University of Singaporeの生化学・生理学特別教授であり、National University Health SystemのCentre for Healthy Longevity所長も務めています—MITで生物学の博士号を取得しました。

その研究は、老化におけるmTOR経路とサーチュインの役割の解明に貢献しました。意外にも酵母の細胞で見つかったこれらの経路は、ヒトに至るまでずっと保存されていることがわかったのです。この分野が一丸となって注目してきたmTOR阻害薬のラパマイシンは、動物の寿命を延ばすことが知られている介入の中で、もっとも確かなものです。現在Brianは、ヒトを対象にした臨床研究(アルファケトグルタル酸、ラパマイシン)を行い、生物学的年齢を本当に動かすものは何かを確かめています。

「シンガポールに来てくれてうれしいです —— 東南アジアを少し見てもらえますからね。」Brian Kennedy

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Eric Verdin

Eric Verdin

Buck Institute 所長

Dr. Eric Verdinは、Buck Institute for Research on Agingの所長兼最高経営責任者です。カリフォルニア州ノヴァトにあるこの研究所は、人はなぜ老いるのかを解き明かすことに特化した、世界初の独立研究機関。Ericはこの10年、Buckを率いてきました。

医師であり科学者でもあるEricの研究室が調べているのは、断食から肥満まで、さまざまな栄養状態がNAD+代謝やケトン体合成といった重要な代謝経路をどう調節しているのか、そしてそれらの経路が代謝の健康と、老化していく免疫系の両方をどう形づくっているのか、ということです。300本を超える査読付き論文と20件の特許を持ち、世界でもっとも引用される科学者の上位1%に名を連ねています。

「老化研究のためのGoogle Xをつくる必要があります。ちなみに、今はそういうものがないんです。」Eric Verdin

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Andrea Maier

Andrea Maier

NUS Singapore 教授

Prof. Andrea B. Maierは、健康長寿医療をリードする世界有数の医師のひとりです。NUS Academy for Healthy Longevity(2023年に自ら共同設立した組織です)のOon Chiew Seng医学教授であり、Centre for Healthy Longevityのディレクター。さらに、VU Amsterdamの老年学教授でもあります。

2022年にはChi Longevityを設立しました。エビデンスに基づき、テクノロジーを活用した、アジア初のプレシジョン・ジェロメディシンのクリニックです。また、Healthy Longevity Medicine Societyの創設会長として、「健康・長寿医療」を正式な専門分野として認めさせるために取り組んでいます。病気をスクリーニングするだけでなく、老化のプロセスそのものに働きかけて、健康寿命を最適化する医療です。

「私がこの分野に入ってから、いちばんエキサイティングな時期です。もうずいぶん長くこの分野にいるんですけどね。そして今、加速が起きているんです」Andrea Maier

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Olivia Lesslar

Olivia Lesslar

長寿医療の医師 · ベルリンのステージで

Dr. Olivia Ly Lesslarはオーストラリアの医師で、専門は精神神経免疫学と長寿医療です。心、神経系、免疫系、ホルモンが、絶えず互いに対話している仕組みを扱う科学です。ありきたりの手順では歯が立たない、複数の器官系にまたがる複雑な病態を解きほぐすことから、同僚たちは彼女を「医学界のシャーロック・ホームズ」と呼びます。

シドニーではCingulum Healthの機能性医学・長寿医療ディレクターを務め、神経可塑性にもとづく療法や経頭蓋磁気刺激を機能性医学と組み合わせています。海外のコンシェルジュ型長寿クリニックとも連携し、世界でもよく知られた人々を含む患者を診ています。学術面では、Griffith UniversityのNational Centre for Neuroimmunology、そしてGeneva College of Longevity Scienceで役職に就き、ニューロテック、バイオテック、宇宙医学にわたる30社以上のヘルステック企業のアドバイザーも務めています。

「精神生理学、つまり心身医学というソフトな科学の裏にあるハードサイエンスを研究すればするほど、学ぶことがまだまだたくさんあると気づいたんです」Olivia Lesslar

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Amy Killen

Amy Killen

長寿医療の医師 · ソルトレイクシティ

Dr. Amy Killenは専門医資格を持つ医師で、再生医療・長寿医療の分野で最もよく知られた存在のひとりです。テキサスで10年にわたり、救急医として研修を積み、働いてきました。けれども燃え尽きて睡眠不足が続いた時期に、すべてを考え直すことになります。そして、危機ではなく健康を軸に、自分の人生と医療を組み立て直しました。

現在はソルトレイクシティを拠点に、ほかの人が見過ごしがちな長寿の領域に取り組んでいます。ホルモン、幹細胞とエクソソーム、肌、そして性の健康です。パートナーとともに「Full Body Stem Cell Makeover」を開拓し、この分野でほとんどの人が口にしない真実を語ることでも知られています。性の健康は、長寿の本当の指標だということです。

「子どもを持つ身として言うと、これは一生に一度のことです。だから、おふたりにもそれを大切にしてほしいと思います」Amy Killen

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Vittorio Sebastiano

Vittorio Sebastiano

リプログラミング研究者 · UC Irvine

Vittorio Sebastiano教授は発生生物学・生殖生物学の研究者で、部分的エピジェネティック・リプログラミングの先駆者のひとりです。現在はUC IrvineのCenter for Epigenetics and Metabolismで生物化学の教授を務め、Stanfordの非常勤教授でもあります。この研究が始まったのはStanfordでした。

そのたとえはこうです。細胞は言語のように働く。DNAはアルファベットで、エピジェネティック・プログラムは、どの遺伝子をオンにし、どれをオフにするかを決める文法。年をとるとそのルールがうまく働かなくなります。そしてヒトの細胞で、それを若い状態にリセットできることを初めて示したのが、彼の研究室でした。

「今日はSFのように思えるかもしれません。でも明日には現実になると思います。だから、とても理性的に現実と向き合えばいいんです」Vittorio Sebastiano

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Aubrey de Grey

Aubrey de Grey

LEV Foundation · ロスガトス

Aubrey de Grey博士は、世界で最も影響力のある生物医学老年学者のひとりです。老化を、実際に解決できる問題としてとらえ直した人物として、誰よりも大きな役割を果たしてきました。現在はLEV Foundation(Longevity Escape Velocity)の会長兼最高科学責任者を務めています。同財団は2022年に本人が設立しました。

その核心にある洞察は、老化とは生涯にわたって蓄積される分子や細胞の損傷にすぎず、損傷は修復できる、というものです。低分子化合物にできるのは新たな損傷の発生を遅らせることだけ。だからこそ老化を本当に克服するには、奇跡の薬ではなく遺伝子治療や細胞治療が必要だ、と主張します。その信念が、LEV Foundationの画期的なRobust Mouse Rejuvenation研究を動かしています。中年期のマウスに複数の介入を組み合わせる1,000匹規模の実験で、「正直なところ、いまこのコミュニティ全体で行われている中で、ずば抜けて重要な実験」です。

「喜んで。その機会をつくれて、本当によかったです」Aubrey de Grey

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Steve Horvath

Steve Horvath

エピジェネティック・クロックの発明者 · Clock Foundation 共同創設者

この旅の会話は、ほとんどがいずれ、ある数字にたどり着きます。実際に生きてきた年数と比べた、その人の生物学的年齢です。その数字があるのは、Steve Horvathのおかげです。今やこの分野全体が拠りどころにしているエピジェネティック・クロックには、この人の名前がついています。

この方法が読み取るのはシトシンのメチル化。生物が年をとるにつれて、驚くほど規則的に変化するDNA上の化学的な印です。この印から、Horvathのグループは生物学的年齢を推定でき、さらに種の最大寿命もかなりの精度で予測できます。その方法をヒトに向けたときも同じでした。

「私たちは、ますます正確な時計をつくりたいんです。正確というのは、人々が生物学的年齢と呼ぶものを本当にとらえる、という意味でです。誰もがそれを語るけれど、本当に測る方法は誰も知らないんです」Steve Horvath

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Craig Venter

Craig Venter

ゲノミクスのパイオニア · ヒトゲノムを解読

J. Craig Venterは、ゲノミクスの歴史のなかでもっとも影響力のある科学者のひとりです。民間のプロジェクトを率いて、初めてヒトゲノムの解読を成し遂げ、その後、完全に合成ゲノムによって制御される初めての細胞をつくり、世界の海に生きる微生物の地図を描きました。

創設したのはJ. Craig Venter Institute。創設者、CEO、会長を務めました。さらにHuman Longevity Inc.(HLI)を共同創設し、ゲノムの詳細なシーケンスと全身の画像検査を個人に届けました。ビッグサイエンスの道具を、個人の健康チェックに変えたのです。

Craig Venterは2026年4月、79歳で亡くなりました。旅の途中で、私たちは彼に会っています。素晴らしい科学者であり、科学を大きく前進させた人物でした。

「53%の人に、本人が気づいていなかった重大な病気が見つかります」Craig Venter

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Robert Waldinger

Robert Waldinger

Harvard Study of Adult Development 責任者

Robert Waldingerは、精神科医であり、禅僧であり、Harvard Medical Schoolの教授です。そして、Harvard Study of Adult Developmentの責任者でもあります。成人の人生を追った研究として、これまでで最も長く続いているものです。85年以上にわたって同じ人たちを、そして今ではその子どもたちを追い続け、シンプルな問いを投げかけてきました。よい人生をつくるものは何か?

その最もはっきりした答えは、研究者たち自身をも驚かせました。富でも、名声でも、もっと懸命に働くことでもなかったのです。よい人間関係が、私たちをより幸せに、より健康にしてくれる。50歳の時点で人間関係にどれだけつながりと満足を感じていたかは、コレステロール値よりも正確に、80歳での身体の健康を予測していました。

「今では、人間関係がどれだけよいか、人とどれだけつながっているかと、人がどれだけ幸せかだけでなく、どれだけ健康かとの間に、とても強いつながりがあることがわかっています」Robert Waldinger

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Sir Muir Gray

Sir Muir Gray

予防のパイオニア · オックスフォード

Sir Muir Grayは、イギリスの医療がエビデンスを求めるようになった理由そのものです。1971年のArchie Cochraneの仕事(本人いわく、当時は部屋にいるいちばん上の医師が言うことが、そのまま真実だった時代です)を土台に、オックスフォードに世界初のCentre for Evidence-Based Medicineを設立し、トロント空港での会話でDavid Sackettをセンターの責任者に迎え入れました。その後、エビデンスに基づくヘルスケアについての決定版ともいえる本を書き、この考え方を公衆衛生にまで広げました。

Sir Muirは、これが決してレシピ本どおりの医療ではなかったことを強調します。判断には三つのことを組み合わせなければならない。集団を研究して得られたエビデンス、この人の状態、そしてその人や集団の価値観です。この最後の要素こそ、その後Sir Muirの考えが進んできた方向です。エビデンスに基づく医療を超えて、価値に基づく医療へ。エビデンスの裏づけがあるからといって、目の前の人にとって価値があるとは限らない、というのがその理由です。

「老化そのものは、大多数の人にとって大きな問題の原因ではありません。エビデンスが示しているのは、ほかに三つのプロセスが起きているということです」Sir Muir Gray

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Allison Duettmann

Allison Duettmann

Foresight Institute CEO

Allison Duettmannが率いるのはForesight Institute。イギリスでAIと哲学についての論文を書いていたときにオンラインで見つけた組織で、設立は1986年。Allisonが生まれる前のことです。当時この組織に心を打たれた理由が、今の運営の軸になっています。遠い未来に対して本気で野心的でありながら、科学とテクノロジーにしっかり足をつけている。そんな人たちの、めったにない組み合わせです。

Foresightは、ナノテクノロジー、バイオテクノロジー、ニューロテクノロジー、AI、宇宙が長い目で見て何をもたらすのかを考える、早い時期からの集いの場でした。そして大事なのは、考えるだけではなかったことです。それぞれの分野を通り抜ける良い道筋がどんなものかを見きわめ、そこに資金を出し、支え、つくり上げる手助けをする。それが仕事です。拠点はベイエリアで、フェローや助成先はヨーロッパ、アメリカ東海岸に広がり、サハラ以南のアフリカでも仲間が増えています。

「眠るのが嫌でした。眠ると死を思い出したから。死ぬのが怖くてたまらなかったんです。それに、どうしてほかの誰もそれを心配していないのか、理解できなかった」Allison Duettmann

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Staša Stanković

Staša Stanković

遺伝学者 · University of Cambridge

Dr Staša Stankovićは生殖遺伝学者で、University of Cambridgeで生殖ゲノミクスの博士号を取得しました。研究テーマは、なぜ卵巣がほかのどの臓器よりも速く老化するのか。そして、その背後にある遺伝暗号を書き換えて、女性の妊よう性と健康寿命を延ばすにはどうすればいいのか、です。

Stašaによれば、女性の健康はあまりにも長く「タブーのベールの下」に置かれてきました。1993年までは、臨床試験に女性を含めることさえ求められていなかったのです。チームはUK Biobank(約200,000人の女性)のデータを使い、卵巣の老化と閉経が始まる年齢を左右する約300の遺伝的決定因子を特定しました。

「30歳の時点で、私の卵巣はほとんど老年期なんです。つまり、妊娠のために使う前から、その機能はもう衰え始めているということです」Staša Stanković

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Nathan Cheng

Nathan Cheng

Longevity Biotech Fellowship 創設者

Nathan Chengは、Longevity Biotech Fellowshipの共同創設者です。この非営利団体の役割は、一見とてもシンプル。老化は解決する価値があるとすでに信じているとびきり優秀な人たちを見つけ出し、実際にその仕事に取り組んでもらうことです。応募者は全員、審査と面接を受けます。50人から100人のコホートが、森の奥のどこかで濃密な四日間を過ごします。生物学者と機械学習の研究者、ソフトウェアエンジニア、創業者、投資家が肩を並べ、行く手をふさいでいる具体的な技術的ボトルネックを掘り下げていくのです。これまでに五つのコホートが、いくつもの大陸で開かれてきました。

さらに、Vitalism Foundationの共同創設者でもあります。老化と死の克服を人類の最優先課題にするための団体で、掲げる数字はただひとつ。世界GDPの1%です。

「人生は素晴らしい。宇宙は本当に神秘的で、美しくて、同時に驚きに満ちている。なのに私たちには、押しつけられた有効期限のようなものがあるんです」Nathan Cheng

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Raiany Romanni

Raiany Romanni

長寿研究者&ライター · Harvard

Raiany Romanniは生命倫理学者です。考えているのは、文明が問いうる最大の問い。私たちは何をすべきか、どの方向へ進むべきか? その答えに迷いはありません。生命の探求ほど重要な目標はない、というのが本人の主張です。

命を延ばし、苦しみを減らすことは、昔から医学の目標だった、と本人は指摘します。抗生物質や心臓移植は、すでにその役割を果たしています。二十世紀に、私たちは平均寿命を二倍にしました。まだできていないのは、それに見合う健康な年月を加えることです。それこそが進むべき方向だ、と本人は言います。

「生命は、ほかのすべての可能性の土台にあるものです … 死んでしまったら、何もできません。だから、寿命延長こそ、私たちが取り組むべき唯一にして最も重要なことだと私は考えます」Raiany Romanni

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Oz Garcia

Oz Garcia

長寿&栄養の専門家 · ニューヨーク

Oz Garciaは、ニューヨークで最も引く手あまたの栄養士のひとりです。著述家でもあり、セレブや経営者、アスリートに、エネルギーとパフォーマンス、そしてより長く、より良い人生のための食べ方を助言しています。探究しているのは食べ物そのもの。どこから来て、どう作られ、私たちに何をもたらすのか。

その中心にある区別は、シンプルで鋭いものです。本物の食べ物か、アンチ栄養素か。現代のスーパーマーケットに並ぶものの多くは、加工された油脂、でんぷん、たんぱく質など、あまりに徹底的に手を加えられていて、もう体を養わない、と言います。缶から出てきてクラッカーにスプレーする「チーズ」は、もはや食べ物ですらない、と。

「これらは、もう体に栄養を与えないほどに手を加えられた食べ物です。私たちはそれを、アンチ栄養的なもの、アンチ栄養素と呼んでいます」Oz Garcia

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Srikumar Rao

Srikumar Rao

意味と喜びを語る講演者&著者

Srikumar Raoは作家、TEDスピーカー、ビジネススクール教授。その講座「Creativity and Personal Mastery」は、Columbia、London Business Schoolをはじめ各地で屈指の人気を誇る選択科目になりました。人生で本当に望むものは何かを学生に問いかける、ビジネスの授業としては珍しい講座です。

本人は、先生という肩書きを受け入れようとしません。「私は本当は、誰にも何も教えていないんです」と話してくれました。「自分の人生の物語と、そこで学んだいくつかの教訓を分かち合っているだけです」

「欲望を手放すことはできません。欲望のほうが、あなたを手放さなければならないのです」Srikumar Rao

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Master Ketut Arsana

Master Ketut Arsana

バリのヒーラー&ヨギ · バリ

Ketut Arsana師は、バリのヒーラーであり、ヨガマスターです。バリ・ウブドで、Kundalini Tantra Yoga、Ubud Bodyworks、そしてOmham Retreatを創設しました。子どもの頃からヒーラーとして生き、その道のりの原点は、八歳のときの臨死体験と、先祖代々続くヒーラーの長い系譜にあるといいます。

ヨガを始めたのは11歳。それから一度もやめたことはありません。ハタ、アシュタンガ、アイアンガーなど、50年以上にわたって実践を重ね、やがてそれを自分自身の生きたかたちへと凝縮させました。アシュラムはゼロから自分で築き、その過程で絵画、彫刻、建築、庭づくりを独学で身につけました。いまではバリから日本、オーストラリアまで、生徒たちを導いています。

「人生はなぜあるのか。それを理解することが、いちばん大切なんです。なぜ人生があるのか、そして何のためにあるのか」Master Ketut Arsana

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Maestra Lucia

Maestra Lucia

ケロのヒーラー · ペルー

Maestra Luciaは、Q’erosのコミュニティ出身のヒーラーです。コミュニティがあるのはパウカルタンボ地方、クスコから約8時間のところです。ほとんどの時間を研究室で過ごした旅のなかで、彼女はどの科学者にも体現できなかったものを体現しています。ひとつの土地で、とても長いあいだ受け継がれてきた知の体系です。

それは家系に受け継がれています。祖父母はaltomisayoq、つまりアンデスのシャーマニズムで最高位の存在でした。とても幼いころから祖父母の仕事を見て育ち、10歳か12歳ごろから学びはじめました。Q’erosを離れてから約8年、自らメディスンを扱っています。

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Nir Barzilai

Nir Barzilai

長寿の遺伝学者 · Einstein · TAME試験

Nir Barzilaiは、シンプルでいて厄介な問いの上にキャリアを築いてきた医師・科学者です。なぜ健康なまま100歳を迎える人がいる一方で、同世代の人たちはそうならないのか? その例外的な長寿の遺伝学の研究は、百寿者を老化研究の中心に据えました。そして何年にもわたって、老化そのものを薬で狙うことができると訴えてきました。その試金石がメトホルミンです。

実践面でいちばん役に立ったのは、タイミングの話です。メトホルミンは50歳を過ぎてから、とよく引用されますが、理由はふたつあります。ひとつはエビデンス。70年にわたる研究は50歳以上の人を対象にしていて、平均年齢は65歳近くでした。もうひとつはメカニズム。メトホルミンは成長ホルモンを下げ、男性によってはテストステロンも下げます。若くて体がまだ成長しているときには、避けたいトレードオフです。

「十七、八歳の子たちは祖父母を見て、『この人たちに何があったんだろう?』と思うんです … 自分が見ているのは祖父母の姿で、そこが自分の向かう先なんです。いずれそこにたどり着く。しかも、思っているよりずっと早く」Nir Barzilai

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Tina Woods

Tina Woods

Longevity International 創設者 · イギリス

Tina Woodsは、長寿アクティビストであり、システム起業家です。その使命は、健康な長寿をすべての人に届けること。お金のある人だけでなく。TinaはCollider HealthとLongevity Internationalの創設者で、イギリス、インド、湾岸諸国の政府とともに、健康をめぐる政策と仕組みづくりに取り組んでいます。

Tinaの信念は、すがすがしいほど地に足がついています。長生きのレシピはほとんどが基本的なことで、それが何かはブルーゾーンがすでに教えてくれています。新鮮な食べもの、日々の暮らしに組み込まれた運動、コミュニティ、そして強い生きがい。Tinaの言葉を借りれば、それは「おばあちゃんがいつも言っていたことのすべて」です。

「結局、おばあちゃんがいつも言っていたことのすべて、なんですよね … 『友だちと過ごしなさい。野菜を食べなさい。睡眠と運動を十分にとりなさい。新鮮な空気を吸いなさい。体を動かし続けなさい』」Tina Woods

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Evelyne Bischof

Evelyne Bischof

長寿医療の医師 · 上海

Evelyne Bischof医師は、上海で診療を続ける現役の医師です。腫瘍学と長寿医療という二つの分野で同時に働いていて、両者を切り離すのは人為的で、しかも高くつくことだと考えています。

まず何よりも臨床医であり、本人もそう言います。病気があれば、その必要に応える。それが受けてきた訓練で、単なる仕事ではなく情熱なのだと。けれど同時に、フロンティアも必要だといいます。その考え方によれば、長寿は疾病医療(シックケア)に支えられて進んでいるのであり、疾病医療もまた、長寿の診断や介入から得られるものがとても大きいのです。

「長寿は疾病医療に支えられています。そして疾病医療のほうも、長寿の診断や介入から本当に多くを学べるし、大きな恩恵を受けられるんです」Evelyne Bischof

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Vadim Gladyshev

Vadim Gladyshev

老化生物学者 · Harvard

Vadim GladyshevはHarvardで研究室を率い、老化の比較生物学を研究しています。対象はモデル生物(主にマウス)と、ルールを破る種、つまりクジラ、ハダカデバネズミ、コウモリ。さらに人間のコホート、組織、細胞にも及びます。比べることこそが要なのです。

そのひとつは、静かに驚かされる事実です。体のなかの細胞は、同じゲノムと同じ祖先細胞を共有しているのに、寿命がまったく違うのです。絶えず入れ替わる細胞もあれば、ニューロンや心筋細胞のように一生もつはずの細胞もあります。同じ設計図、同じ生物なのに、長寿の度合いはまるで違う。それを説明できるものがあれば、ほかの多くのことも説明できるはずです。

「私のいちばんの目標は、老化を理解することです … 理解せずに狙うことは不可能ですし、いま、老化はまだ理解されていないんです」Vadim Gladyshev

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David Furman

David Furman

免疫学者 · Buck Institute

David Furmanは、Buck Institute for Research on AgingとStanfordに所属する免疫学者であり、データサイエンティストです。免疫システムが体のさまざまな臓器で、老化に伴う病気をひそかに進めていく仕組みを研究しています。

その代表的な考え方は、慢性的な炎症、つまり「インフラメイジング(炎症性老化)」こそが、私たちが最も恐れる病気の多くに共通する糸だというもの。それを測るためにつくったのがiAge炎症時計です。人の免疫データから生物学的年齢を読み取るAIバイオマーカーです。さらに、一生のあいだに免疫システムがどう変わっていくかを描き出す1000 Immunomes Projectも率いています。

「細胞は自由落下の状態になります … そして細胞の老化が加速するんです。いくつもの分子メカニズムが働きはじめて、24時間で、およそ5年分の老化が見られるんです」David Furman

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Oliver Zolman

Oliver Zolman

若返りの医師 · ロンドン

Oliver Zolmanは、エビデンスに基づく長寿医です。そして、この旅で出会ったなかでも、静かに、しかしとびきり大きな野心を抱く人のひとり。医学部の頃から10年以上この分野にいます。きっかけは、このサイトにも繰り返し登場する名前でした。Aubrey de Grey、George Church、そして生体電気の先駆者Michael Levin。

そのミッションは、驚くほど正確に言い表されています。82種類すべての臓器で、生物学的な老化を逆転させること。そのために、ひとつの枠組みをつくりました。レベル1、2、3のプロトコルです。何百もの老化検査と治療法を、ひとりひとりに合わせて変化していく一つの計画にまとめ、目指すのはすべての臓器で、若返りを測定可能なかたちで証明すること。NetflixのドキュメンタリーDon’t Dieを観たことがあれば、その仕事をもう目にしています。Bryan JohnsonのProject Blueprintの多くを支えた医師なのです。

「老化や加齢にともなう病気を解決する、理論上もっとも簡単な方法のひとつは、置き換え戦略です。そうすれば、それぞれの臓器のあらゆる細胞の種類、あらゆる病変を若返らせるために、百もの異なる治療を重ねることを心配しなくて済むからです」Oliver Zolman

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Sandy Kaufmann

Sandy Kaufmann

『The Kaufmann Protocol』著者 · マイアミ

Sandra Kaufmannは、細胞生物学者としてキャリアを始めました。その後医師になり、25年にわたって小児麻酔科医として働いてきました。分子が人体の中をどう動くかを正確に知ることの上に築かれたキャリアです。そして、そのすべてを老化に向けたのです。

「私はバイオハッキングという考えに、本当に夢中なんです」と語ってくれました。「年齢や病気を操作するという考えが大好きで、私にとってそれは、これまでに考え出された中で最高のパズルなんです」

「ひとつやふたつのことで老化を打ち負かせるはずがありません。あらゆる原因に対処する、何層にもわたるシステムが必要になるんです」Sandy Kaufmann

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Tamsin Lewis

Tamsin Lewis

パフォーマンス&長寿医療の医師 · イギリス

マレクがロンドンで誰に会うべきか尋ねて回ると、返ってくる答えはいつも同じ、「Dr Tamに会いに行って」でした。Dr Tamsin Lewisは長寿とパフォーマンスの医師であり、Wellgevityの創設者です。本人の数えでは、この分野に入って14年。長寿が注目されるずっと前からです。旅のフォルメンテーラ島での行程を迎え入れてくれたのもDr Tamで、インタビューも島で行いました。

事実上、キャリアは三つあり、それが積み重なっています。まずはトップアスリート(父親はプロのスポーツ選手でした)、次に精神科医、そして今は長寿医療の医師です。自分のことを、やさしく、誰も排除せず、ドグマにとらわれない医師だと表現します。上から説教することも、「このサプリをこの時間に飲まなければならない」と押しつけることもない。そして、まず人間を読み取り、その上に健康の計画を組み立てることを教えてくれたのは精神医学だったと言います。

「心の不調から生まれる自己破壊的な行動の多くには、身体的な要因があるんです」Tamsin Lewis

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旅の途中で出会った、ほかのすべての人たち

Matt Kaeberlein · Christine Huang · David Karow · Gary LeBlanc · David & Dane Gobel · Vincenzo Sorrentino · Jan Gruber · Avi Roy · Prince Michael von Liechtenstein · Julie Chen · Patrick Sewell · Alireza Haghighi · James Arrowood · Max More · Margaret Hiller · Niraj Naik · Mya Thieme · Emanuele Denobili · Guido Kroemer · Kasia Redman · Boris Djordjevic · Aryana Apanaska · Tim Veron · Phil Newman · Alexey Strygin · Kit Mah · Andrew Steele · Carolina Reis Oliveira · Alessandra Zonari · Nikolina Lauc · Leslie Kenny · Larry Callahan · Richard Barker · Anna Campbell · Ian White · Angelina Saunders · Eric Dinenberg · Brendan Coates · Felipe Salech · Liv Kraemer · Kathryn Koh · Nicole Gibson · Nadeem Jiwani · John Davies · Anna Milani · Cory Goldberg · Shane Saunders · Michael Lim · Vera Gorbunova · Chiara Herzog · Brianna Stubbs · Stephanie Dainow · Naras Lapsys · Paul Chen · Wei Wu He · Katia Dowling · Yochai Shavit · Paola Demurtas · Craig McGee、そしてまだまだたくさんの人たち

旅で出会った全員の一覧はLive Beyond Hubで

長寿マップ

マップとガイドを受け取る。分野の全体を一枚に、その背景にある物語とともに

長寿マップは、より長く、より健康で、より充実した人生へとあなたを導きます。長寿の分野のあらゆる領域を、ヘリコプターから見下ろすように一望できます。